Vol4.「味が薄い」と言わせない!大満足の適塩レシピ

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サムネイル 適塩レシピ

「家族の健康のために塩分を控えめにして作ったのに、『味が薄い』って残されてしまった……」

「せっかく出汁をとって頑張ったのに、目の前で醤油をドバドバかけられてショック……」

前職の特定保健指導で多くの方々の生活習慣に向き合っていた頃、このような切ないお悩みをたくさんのご家庭から伺ってきました。

ご自身の体を労わりながら、大切なご家族の健康も守りたい——そう思って毎日キッチンに立たれているのは、本当に素敵で思いやりのあることです。だからこそ、よかれと思って作った料理に対する家族の反応が薄かったり、目の前で調味料を足されたりすると、なんだか悲しくてやるせない気持ちになってしまいますよね。

まずは、毎日ご家族を思って工夫を重ねているご自身を、どうかめいっぱい褒めてあげてください。

今回は、そんな優しさ溢れるあなたにぜひ試していただきたい、特別な減塩調味料を使わなくてもガッツリ濃い味派のご家族が納得する「適塩テクニック」と「おすすめレシピ」をご紹介します!

ガッツリ派も唸る!「適塩レシピ」3つの工夫

濃い味に慣れているご家族が物足りなさを感じるのは、実は「塩分量」そのものよりも「舌に届く刺激やコク」が足りないからです。全体を薄味にするのではなく、調理法を工夫することで、塩分を抑えながらガッツリとした満足感を作り出すことができます。

  1. 味は「料理の表面」に効かせる
    食材の中まで塩分を染み込ませず、仕上げにタレや塩気を表面にサッと絡めます。
    一口目が直接舌に触れるため、少量の塩分でもダイレクトに「濃い!」と感じられます。
  2. 香味野菜とスパイスでメリハリをつける
    にんにく、生姜、黒胡椒、カレー粉、唐辛子などをしっかり効かせます。
    塩味以外の「刺激と香り」をプラスすることで、脳が満足しやすくなります。
  3. 「旨味の掛け合わせ×オイルのコク」を活用する
    きのこや昆布などの旨味に、ごま油やオリーブオイルといった香ばしいオイルのコクを少量足すことで、
    ガッツリとした食べ応えが生まれます。

★スパイスで満足感アップ!「豚肉とピーマンのカレー炒め」

適塩レシピ 豚肉をカレー粉等使って炒めたもの

カレー粉(食塩不使用)の風味を効かせることで、塩分を減らしてもパンチのある満足感が出せます。

【塩分量】約 0.9 g(1人分)

  • 材料(2人分)
    1. 豚こま肉:200g
    2. たまねぎ:半分
    3. ピーマン:2個
    4. サラダ油:小さじ1
    5. カレー粉(S&Bなどの赤缶):小さじ1
    6. ★ウスターソース:大さじ1(18g)
    7. ★ケチャップ:大さじ1(18g)
  • 作り方
    1. たまねぎはうす切り、ピーマンは一口大に切る。
    2. フライパンに油を熱し、豚肉とたまねぎを炒める。
    3. 火が通ったらピーマンとカレー粉を加え、香りが立つまで軽く炒める。
    4. 混ぜ合わせた★を回しかけ、全体にサッと絡める。
  • 適塩ポイント
    ウスターソースとケチャップは醤油よりも塩分が控えめです。
  • カレー粉のスパイス感とウスターソースとケチャップの旨味が合わさり、少ない塩分でもおいしい「洋食屋さんの味」に仕上がります。
それぞれの調味料に含まれる塩分量比較画像

毎日100点は目指さない。「塩分オフセット技術」という新しいお守り

こうした工夫を凝らしたレシピで食卓が笑顔になれば一番ですが、仕事や家事に追われる毎日の中で、いつでも完璧な手作りを続けるのは本当に大変なことです。

「今日はどうしても疲れていて料理を作る力が出ない」

「たまには家族と一緒に、市販のガッツリ濃い味ラーメンやレトルトを思い切り楽しみたい」

そんな日があって当然です。

自炊でカバーしきれない日や、どうしても濃い味を楽しみたい時には、当協会がおすすめする「塩分オフセット技術」のような新しいアプローチを頼ってみてください。味を変えずに健康を守る「頼もしいお守り」として活用いただけると嬉しいです。

塩分オフセット技術の説明画像

今回お伝えした「ちょっとした適塩の工夫」と、いざという時に頼れる「塩分オフセット」。 この2つの選択肢が、みなさんの“笑顔の食卓”をつくるお役に立てたら嬉しく思います。

おいしく適塩推進協会 管理栄養士 アイコン

一般社団法人 おいしく適塩推進協会 管理栄養士  三浦

【プロフィール】 大学卒業後、管理栄養士資格を取得。専門機関にて、通算3000名以上の特定保健指導に従事。現在はトイメディカル株式会社に入社し、当協会の専任管理栄養士として、現場経験を活かした「我慢しない適塩ライフ」の普及・発信を行っている。